工房Seiトラブル実例


外反母趾の足

親指の付け根が外側に出ていますので靴に当たって大変痛いのです。この辛さは当事者にしかわかりません。

当工房には7割近くの方が外反母趾でお悩みになっています。

 痛くなる部分の当たりをなくし靴木型に修正したデザインでお作りいたします。パンプスの方はストラップ付をお勧めしております。

 


幅広、開張足の足

特に爪先から甲にかけて幅広の方、開張足でタコなどができやすいです。

横アーチが弱くなった状態が開帳足になります。

ワイズ4Eより更に幅広のF,Gの方も見えます。

 当たりを少なくし幅広の靴木型に修正したデザインでお作りいたします。

 


幅狭い足

全体に幅が狭い方は爪先など擦れたりタコができたり指の変形などに影響することもあります。

特に筋肉量が少ない方が多いです。

ワイズEよりさらに狭いADの方も見えます。

  足の幅に合わせ靴木型に修正したデザインでお作りします。

 


甲高の足

甲高で厚みがある方は甲部分が圧迫されて痛いです。

通常の靴紐では長さが足りないほど広がっています。

本来のサイズより大きな靴を履いたりして踵が空いる場合も。

 足に合わせ靴木型に修正したデザインでお作りします。


親指が直線ぎみの足(少し開き気味)

親指が直線ぎみ又は開きぎみの場合、親指及び小指側がきつく痛みが出やすい。

既成靴では親指部は少し内側にカーブしたデザインになっていますので、この形状の足の方に合う靴は少ないでしょう。

足形状に合った靴木型に修正したデザインでお作りします。

 


甲が薄い足

甲が薄くて隙間ができてしまい前後にずれやすく爪先が当たったり、擦れ、マメなどができやすく、疲れやすいです。

実際には薄くて幅狭い人、薄くて扁平の人も見えます。

 

足に合わせ靴木型に修正したデザインでお作りします。


爪先変形、太い指の足

指が変形又は歩くと指が曲がって当たる、指が太いなどでタコなどができやすい。

 

爪先上に余裕の靴木型に修正したデザインでお作りします。


踵部小の足

民族的に偏平なのに踵部の骨が小さい方の割合が多いといわれています。

踵浮き易く踵部の擦れ、水膨れなどになりやすい。

足に合った靴木型に修正したデザインでお作りします。

踵部(ヒールカップ)はフィットしていると安定していて歩きやすいです。


上記以外にも左右の違い、複数のトラブルを抱えていらしゃる場合もございます。

 

種々のトラブルにも対応してきた実績がございますので、何なりとお問い合わせをお待ちしております。

◉ 市販靴とオーダー靴について

色々な足のサイズや形が存在するのに、市販靴のサイズ(長さ)、特にワイズ(足囲)のサイズはJISではA(細)からG(大)までありますが、市販ではEから4Eぐらいの狭い範囲でしか販売されていません。

平均的なサイズの範囲しかないのは、大量生産のビジネスとして成り立たないからです。

足の形状は様々なので、長さとワイズだけではすべての人に合わせることはできません。

実際には爪先から甲、土踏まず、踵に至るまで個人差の形が存在するからです。

工房では市販外のサイズなど、色々なお悩みの方のオーダー靴をお作りしております。